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アリゾナ→カリフォルニア→オハイオ→テキサスと犬連れで引越し。アメリカ広し所替れば、4州目となるテキサス州ダラスでの犬sとワタシの生活を綴ります。


by YummieD
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WHAT A DAY! Ⅱ

シェルターからの帰り道、J男に電話をし事の次第についてメッセージを残した。
金曜日で少し早めに帰って来れることになったJ男から電話があり、これから一度家に帰りシェルターに話をもう一度聞きに行き、里親が見つかるまでは家で面倒を見てあげよう、ということになった。

シェルターにもどると例の女性はJ男も一緒のワタシたちには少し態度を改めてきて説明をしてくれた(アメリカでは良くある、こういうこと)。犬を預けてからまだ5時間くらいだが、この犬は5日以内に飼い主が現れない限り6日目には殺処分されるということに決定されていた。その理由の一つとしては先程同様、ころころの子犬ではない、吠える、SNAPしようとした、ということである。犬にとっては大きい犬や殺された犬のニオイがあるシェルターでは恐ろしさからそんな行動に出ることもあるとのが、少しでもそういう反応をした犬はアダプションには出せない、と言うのだ。正直、あなたのその態度では噛みたくもなりますよ、と私のココロ。ワタシ一人の時とは違って、希望であれば5日間飼い主が現れない場合は6日目に連絡をするのでその時に私たちがアダプションしても良い、とか彼女はこの犬は5日以内にはどうにもならないと確信しているようで、今日からフォスターホームとして家に連れて帰ってもいい、等といくつかのオプションをだしてきた。J男が中を見せてもらうよう頼んで犬に会いに行った。チョコン、と座っていてたったの短い間しか一緒に過ごしていないのにと早く帰ろう、帰ろう!というようにワンワン吠えていた。

それにしてもキレイなシェルターだ。どこかのDOG BOARDINGよりキレイなくらい。今日の夜は留守にするため犬だけを残すのは危険なのでここなら安心と、一晩置いて明日フォスターとして引き取りに来ることにした。

一泊預けるには安心したシェルターだったか、正直疑問が残った。あちこちのシェルターを見に行ったことがあるが、ここの犬猫はどの子もきれいで本当にカワイイ。そして犬のシェルターは満室ならまだしも空室があった。私たちの犬の他にはゴールデンリトリバー(多分純血)とチワワしか見かけなかった。満室ならまだしもなぜこの子は6日目には処分されるの?
このキレイなシェルターには、今までになくすごく冷たい気を感じた。

さあ、明日からケーティーと仲良くできるかとても心配だ、でもやらなくては。
# by YummieD | 2008-07-11 23:15

WHAT A DAY! Ⅰ- Heartbroken

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→アイコ姉さん遊びましょう♪

アタシは朝っぱらから遊ばないワヨ。



朝、アニマルホスピタルに電話をし、犬を見つけたのでマイクロチップをしているかどうかのチェックと念のため健康チェックをして欲しいと電話を入れた。ドクター曰く、このパピーは8ヶ月前後とのこと。病院でも全然怖がらず非常に扱いやすい犬で先生にも褒められた。注射もしてあげたほうがいいかどうか先生に相談したところ、もちろんしてあげてもいい、が、もし前の飼い主が探しているとすると①まずシェルターに問い合わせをする、②この犬は若くて人懐っこいしアダプトされる可能性も大、③近くにあるCOPPEL市のシェルターはなるべく犬猫を殺さないようにしている、ということで先生は僕だったらシェルターに連れていく、そしてシェルターではワクチン注射やHEARTWORMのテストもしてくれるはずだよ、とのこと。今日の夜は出かけなくてはいけないのでどうしてもこのパピーを家の残せない、昨晩は少し涼しかったが今日はトリプルデジットの暑さだから庭にも置いていけない。抵抗もあったが先生の勧めもあったことだし大丈夫かな?念のため、NO KILLINGのHUMANE SOCIETYに電話をするが預かれる数が限られているのでこれ以上は無理、またアニマルホスピタルでもらった別のレスキューグループにも電話をしたが留守電、きっとボランティアでフツウにお仕事をしている方なのでしょう、すぐに連絡は取れないかも。

このCOPPEL ANIMAL SHELTERは家からも車で10分かからないところで初めて行ったが、キレイでニオイもなくびっくりした。入り口には毛糸だまのような子猫が遊んでいるし広いロビーに置かれたケージには2,3ヶ月のコロコロしたパピーやチワワなどがいてなんとなくペットショップのような感じである。私が犬と入ろうとすると猫をケージに入れるから待ってくれ、と言われる。昨日から吠えるのはアイコとケーティーだけだったが初めてこの犬が猫に向かって吠えた。そんななか、ワタシが受付の女性に、この犬を昨日見つけて今朝お医者さんにも連れて行った、云々説明していると奥から冷たそうな女の人が出てきて「一体何が吠えてるの?」受付の人が「STRAY DOGよ」と答えると、その女は私に、゛ここにペットを探しに’来る人は皆こういう子たちを探しているの(毛糸だまネコ、コロコロパピー)、だからこういうネコに吠えるような犬は多分アダプトされないわ、5日間飼い主が現れるかもしれないから預かるけれどその間にEVALUATEしてADAPUTABLEでないと判断した場合は6日目に殺します。この犬の様子だと多分飼い主は現れないでしょう、多くの人がパピーを飼って少し大きくなると捨てるんです。”そう言って彼女は私から犬をサッサッと連れて行ってしまった。え?え?え?何が起こっているの?残された私に受付の人が書類を記入してと言う。うそでしょう?思わず涙がでそうになるが、がんばれ私、「FOSTERとかできないんですか?」奥からまた例の女が「私たちはシェルターでHUMAN SOCIETYじゃないんだからそういうシステムはないです。」 書類の一番下に「GUARDIAN ANGELになりたいですか?その場合は詳細を聞いてください」とあったので聞いてみると「That dog isn't eligible.」たった一枚の紙に簡単なことを記入してそれだけど終わりとなってしまった。私はあの子が家に帰れるように、そうでなくても、家では先住犬が2匹もいて飼えないから、ただただ良い家族が見つかる助けをしたかっただけなのに。私はあの子を救おうとしたのに一体何をしたの?

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→獣医さんからシェルターまでの道のり、運転席のワタシに甘えてきて...。
これからもっと楽しいところにいくの♪というように

# by YummieD | 2008-07-11 22:57

FOUND DOG!!

長らくの心配事だったオハイオの家が売れた喜びに浸っていた。これで本当に安心~ほっ。としたのも束の間、またもや心配事が!!
原因はコレ↓
FOUND DOG!!_d0145173_4163113.jpg

→犬の数。いち、にー、アレ、さん??!


昨日の夕方、私が夕食の支度をしている時、J男がケーティーと一緒にジョギングに行こうとしてガレージのドアを開けたら、なんと隣の家の前にこの黒い犬がいて駆け寄ってきた。とっても人懐こい、多分チョコレートかブラックラブラドールのMIXだろうか。首輪もしていないが、痩せてもいないし2,3箇所TICKらしきものにやられているようだが全体的に毛もキレイだ。とりあえず水を飲んだ後はあいことケーティーを相手に「遊ぼ!」攻撃で庭を駆け回っている。このまま放してしまえばもしかしたら車の事故にあうかもしれない、とりあえず今日一晩だけ裏庭で水とご飯を与え明日アニマルホスピタルへ行ってマイクロチップをつけていないか調べてもらおう。この子、まだまだパピーだな。

そっと庭をのぞいたらパピーはピクニックテーブルの上に乗りお腹を上にして豪快に寝ていた。どこかで飼われていたんだろうね。
ケーティーをロサンゼルスのシェルターで見つけた時、シェルターで預かれる期間が他の犬より短かった。それは明らかに「LOST」ではなく「STRAY」だったから。彼女は本当に本当にガリガリでものすごく汚かった。それを思うとこのパピーはずっとずっとキレイだ。

ケーティーは子供の時は問題なかったが、最近は甘えん坊なゆえか、他の犬に散歩中に会うと「アタシのオカアサンには近づかないで!」と言わんばかりに吠える。ロスにすんでいた頃は他の犬を家で預かってあげても問題なかったがある時を境に、ケーティーは他の犬にはナイスではなくなった。ドッグパークやグルーミングでは問題ないんだが。だからこの犬との接触もかなり不安なものがある。今のところ庭だけだし、パピーのほうが近づいていっては「あら、すみません」ところっとケイティーにお腹をみせているので問題は無いようだが。
# by YummieD | 2008-07-10 23:12 | 犬S

SOLD!!

ワタシとオットのJ男には実は一年近く重ーく重ーくのしかかっていた問題があった。それはテキサスに引越しをする前に住んでいたオハイオの家が、思いっきりアメリカの不況な住宅事情の波に乗ってしまい売れていなかったのだ。まさかこんなに長くなるとは思っていなかったのでこちらの家とオハイオの家とのダブルモーゲージとなってしまったのである。J男はかなりのストレスを感じていた。

それが、やっとやっとやっーと、今日売れたのである!!!この家は実は数ヶ月前に売れることになっていた。が、その前日に買い手が「離婚をするので買いません、手付金も返してくれ」と言って来た。この買い手、かなり問題有りで、家のインスペクションが終わったあと、細かいところまですべて直せ、というより消耗品で私たちが家を買ったときからそうだったことまで直せと言って一歩も引かなかった。買い手市場なのでもちろん相手が強気なのは分るがそれにしても交渉中も常に嫌な感じな人たちだったのだ。それが、前日になって離婚を口実にローンがおりなくなったと主張。本当にあの時はお先真っ暗だった。

そして今回は順調に進んでいたものの、ワタシたちは最後まで気を抜けなかった。案の定、掃除に入った業者が、エアコンを付けて窓を開けっ放しで帰ってしまった。窓の桟には虫、階段のレールにはホコリ、という状態で5日後にワタシたちの不動産エージェントが家に行った時に見つけた。全く掃除になっていない、おまけに家が大きいのでエアコンの電気代だってどうなっていることやら。また、庭の芝を刈ってもらった際にも仕事が終わり請求書も来ていたので安心していたら、これもエージェントが行った際に膝までの高さに延びた芝を発見!電話をして文句を言ったら裏庭のドアから芝刈り機が入らなかったからと言うのだ。何も言わずにちゃっかりフツウに請求してくるあたりがイヤラシイ。その後、最後の最後にカーペットのクリーニングに入ってもらった。そしてその翌日買い手とワタシたちのエージェントが最終的に家のWALK THROUGHをした際、な、なんとそのカーペットのクリーニング屋がまたもやスクリーンドアを開けっ放しにして帰ってしまったためその影響でドアが壊れていた、というのだ。買い手はその段階で契約状態と違う場合はキャンセルもできる、があまりに付き合いが長くなってしまって親しくなってしまったワタシたちのエージェントが、もう、これでキャンセルは困る、と思って彼の判断で修理代をその場で払う、ということで難をまのがれた。

ワタシたちは残念ながらオハイオとは何かとウマが合わないことが多かった。この辺りの家は映画で見たアメリカのイメージ的な家、安全でとても環境のよいNEIBORHODDであった。それでも、ワタシたちがこの家で過ごす時間は少なく、あいことケイティの家状態となってしまったが、彼女達にとっても留守番が長く寂しい思い出の場所なのではないかと思う。そんな思い出とここ数ヶ月の苦しみと全てさよならだ。ホッとした。でも家よ、愛してあげられなくてごめん。


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→お花のきれいな春は本当に美しかった、けれど写真を撮る余裕さえなかったかも。

良かったことの一つは、アリゾナ、カリフォルニアに住んだ後が故、オハイオで過ごした四季はやっぱり美しいと思った。自然も多いし家も大きいし子供がいたりしたらものすごく良いところだったのかもね。一年半の間に一度だけ大雪に見舞われた。犬sはあの日は楽しそうだった。

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←♪いぃーぬは喜び庭駆け回る♪
普段はのそのそあいこも足取り軽やか



さよならオハイオ。
# by YummieD | 2008-07-09 21:07

Anniversary

今日7月6日は私たちの結婚記念日だ。
ワタシもJ男も多分、誕生日や結婚記念日等の「特別な日」に対しての入れ込み指数が他人と比べると低いほうであると思う。働いていた頃、アメリカ人の同僚たちは「今日は記念だからXXに行くの」から始まり、「私はXXへ行ってすごく良かったわ」とか仕事中だというのにも関わらずいつまでも喋っていた。またはダンナさんから家ではなくわざわざ会社に花を贈ってきたりして、それがどうやら妻を喜ばせているようだった。ワタシたちは他人になかで何か目立つことや自分が中心になることにあまり喜びを感じないドライな夫婦なのである。

それでも結婚記念日には、家族や友人たちに囲まれながらなんとか(?)シアワセな結婚生活を送っていることに感謝している。常に最初の気持ちを忘れてはいけない。ワタシたちはマウイ島で結婚式を挙げた。結婚式はもちろん、家族やしばらく会えなかった友人もわざわざ日本や他州から来てくれて本当に嬉しかった。Roy'sはそんな時の気持ちを思い出させてくれるHawaiianFusion©Cuisineのレストラン。http://www.roysrestaurant.com/

今回はたまたまJ男が事前に電話で予約をしたため、メニューにもHAPPY ANNIVERSARY Mr. & Mrs.xxxx!!!と名前が入っていたり、テーブルの上にもハートが散りばめられ、ホステスやサーバーもわざわざ「Happy Anniversary!」と声を掛けてくれ、正直、周りのテンションのほうが高い。が、たまにはこんなのもいいか。

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→出来上がるのに20分かかる、との注意書き入りチョコレートスフレ。

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←パイナップル好きのJ男のオーダーした、パイナップルケーキ


デザートの写真のみですがメインディッシュもいただきました。Roy'sさん演出ありがとう。そしてオットJ男にももちろん感謝をしております。
# by YummieD | 2008-07-06 21:39 |